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二分の一成人式

今日は娘の参観日。

10歳、ということで
「二分の一成人式」というテーマで
全員が 両親への感謝や
これからの夢、などを作文にして
スピーチしてくれた。

娘は、学級委員で、
司会進行もつとめ、
文章も音読も得意なので、
立派に スピーチを読み上げた。

「おかあさん、
いつも私の気持ちに寄り添ってくれて
ありがとう」
「いちばんの幸せは、
おとうさんと おかあさんのところに
うまれてこれたこと」
という言葉に、ぐっときてしまった。

転職ばかりの父親。
精神不安定な母親。

むちゃくちゃ不幸な家庭になっていても
おかしくない状況のなか、
明るく幸せな家庭を築けている奇跡。

娘のおかげだとおもう。

こちらこそ、
わたしたちを選んで
うまれてきてくれて、ありがとう。

帰宅後、いっぱい抱き締めました。

ほんじつ 唯一の後悔。

参観日には、早めにいって、
見やすい場所を陣取る、
というのが、常だったんだけど

前回 学校行事にいったときに
全く仲良くないお母さんから
ぶしつけに「仕事辞めたんですか」
と、聞かれたトラウマから、
人に会って なにか話しかけられるのがこわくて、 
ぎりぎりにしか 行けなかった。

元々、参観日や学校行事は、
集中して見たいほうなので、
無駄話をしてくるオカン連中は大キライだった。
さらに 嫌いになった。
関わりたくなかった。

だから、ギリギリにしか、いかなかったし、
先生とは 話したかったが、
懇談にも参加できなかった。

ギリギリにしかいかなかったことで、
娘の司会進行の、一番最初の言葉を見逃した。

娘に、
「あれを、いちばんみてほしかったのに、、、」
と、がっかりされた。

ごめんね。

人の目なんて気にせず、
早くいけばよかった。
どうでもいいやつは、
無視したらよかったんだから。

ごめん。ほんとうにごめん。

でも、
わたしの心身状態を知る、仲良しのおかあさんが
「わたしが代わりに、しっかり見といたからね!
すっごく かっこよかったよ!!」
とフォローしてくれた。

すくわれた。

適応障害。
ほんとうはしたいことも、
したくないこと、かかわりたくないものへの
拒否反応が勝ってしまうと
できなくなってしまう。

こんなことになって 悔しい。

もとの性格のせいもあるだろうが、
わたしの心身を蝕んだ環境への恨みは
まだ、忘れられない。

by nemu-nemu-tororin | 2017-02-10 23:04 | 適応障害な 日常