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参観日の失敗

22日(土)は 
娘が五年生になって 初めての参観日だった。

娘の頑張っている姿を見れるので
参観は大好き。
先生と話すことのできる
貴重な機会である学級懇談会も
四年生前半までは 欠かさず参加していた。

しかし、その前後の 
保護者たちとの社交辞令的関わりが苦手。

参観そっちのけで でかい声でおしゃべりしている
非常識な保護者の姿を見ることにも、毎回うんざり。

元気な頃からそうだったので、
人と必要以上に関わりたくない今は
余計に きつい。

なので 体調を崩した 四年生後半からは
ギリギリにいって、
参観が終わったらそそくさと帰る、
という形をとっていた。

今回も そのつもりで
担任の先生にも あらかじめ伝えておいた。

しかし、、、
魔がさしてしまった。 

チャイムと共にそそくさ、、、
と帰るつもりが
後ろの掲示板の作品が気になって
見ているうちに、何人かに話しかけられて
帰りそびれ、、、
なんとなく 懇談に出るながれになってしまった。

最終的に 出る、と決めたのは自分だけど、
やはり疲れはててしまい、    
帰宅後、保護者たちとの会話の数々を思い出して
色々考えこんでしまった、、、

こうなるの分かってたのに、
流されやすい自分、まだまだ甘いな。
 
保護者たちとの会話は
大体は社交辞令的な
「今年もよろしくー」的な感じでさらっと済み、
保育園からの長い付き合いで
私の心身状態を知ってくれている人とは
お互いの近況報告をして、、、

それで あ、懇談出てもいけそうかな、
と なんとなく思った。

まあ、そこまではよかったんだけど

二人で話してるところに
保護者がひとりやってきて、
わたしと会話していたAさんに向かって、
「懇談でるんー?珍しいやーん」
と話しかけてきた。

その瞬間からすこし違和感は感じた。

その保護者、Bさんは、
昔すごく近所に住んでいて、
子どもが生まれたときからの付き合い。

ほんとによく知っている仲なのに
わたしとAさん、二人でいるのに、
なんで あえて、
あからさまにAさんだけに 声かけるのかな?と。

それでも私は 
「Bさんと仲がよい」気がしていたから
普通に会話に混じろうとしたんだけど、
発言を、
まさかの完全スルーされてしまった。

Bさんは 私の存在ほぼ無視で 
Aさんにだけ話かけ続けていた。
たまーに、質問には、答えてくれたけど。

わたしが会話に混じろうとしたタイミングも
悪かったのかもしれないけど、
あからさますぎる。

わたしとAさんの子は 保育園出身。
Bさんの子は 幼稚園出身で、
幼稚園出身の子どもたちは
やたらとべたべたつるんでいて、
情報を共有している。
それだけならよいのだが、
やたらと 他者を排除したり支配したりしたがる。
その子どもらは「定員オーバー」という
謎の呪文をもっており、
娘や、娘の友人らは 
その謎の呪文に 何度も泣かされている。

前にブログにも書いたが、
市の開催する体操教室に入ろうとしたとき
長く通っているその子どもらに
なんだかんだと いちゃもんをつけられ
めんどくさくなって 入る気を失った。

親たちも 同様にべたべたとつるんでいて、
噂話ばかりしていて 気持ちが悪い。
(というか、親たちがそういうつきあい方だから
子らもそうなるんだろう。)

そのグループの人たちは
以前から
「三人でいても、
 その内の二人にしか共通しない話題をする」
という 変な習性があり、 
なんども 不快な思いをさせられている。

Bさんも そんな気持ち悪いグループの一員なのだが
そんなこと関係なく、
昔から仲がよかったので、
今まで問題なく 付き合っていた。

しかし、急に、存在を無視された。

実はそうなったことに
思い当たるふしが 少しある。

4年生の終わり。

そのグループのリーダー格、
Cさんの子どもの無神経な行動について、
先生経由で 指導をしてもらった。

親がまず かなり無神経で、
(全く仲良くないのに『仕事やめたんですか!』
と不躾に聞いてきた人物だ。)
「めんどくさい」「おかしい」、
と感じることが何度もあったのだが、
不要な波風は たてたくなかった。
関わらないでおこうと思えば 距離はとれたので
距離をとることで 我慢していた。

しかし、Cさんの子どもによる
娘に対する度重なる無神経な行動、言動には
さすがに我慢ならなくなり。
お母さんの無神経さも併せて先生に訴えた。

ことの発端は年賀状。
Cさんの子が、誰かから勝手に我が家の住所を聞き出して
年賀状を送ってきた。
娘が『あれ?なんでうちの住所知ってるんだろう。
わたし、教えそびれたし 聞きそびれたんだけど。
昔 やりとりしたりしたっけな?』
と不審に思ったことで発覚した。

娘が、年賀状の返事に、
『年賀状ありがとねー♪遅くなってごめんねー。
でもわたし、住所おしえたっけー?
また、どうだったか、教えてねー♪』
と書いておいたら
新学期がはじまったときに、
『住所は学校で調べた』とはっきり言ったらしい。

CさんはPTA役員をしているから、
調べられるのかもしれない。

はっきりいって すごく気持ち悪かったが、
そこはとりあえず我慢した。
やり方はあり得ないけれど、
娘を好いてくれているから、年賀状をくれたんだから、
と、納得しようとした。

しかしそんなある日。

娘が先生あてに書いた相談の手紙の封書を、
勝手に開けて読まれてしまった。
教科書をたくさん積んであるいちばん下に
隠して置いておいたのに、
わざわざ引っ張り出して 読んでいたらしい。
『やめて!読まないで!』といったら
『読んでないよ。見ただけだよ。』
と言った直後に、
手紙の内容を 皆の面前でばらそうとしたらしい。

封書を勝手に開けたうえに、読んで、ばらす。
これはさすがに許せなかった。

親が PTAの権限を行使して
個人情報を勝手に取得するくらいだから、 
家庭全体の認識が甘すぎるのだ。

今後エスカレートしたら、
電話番号、メール、ラインなどを
娘らが持つ年齢になったときに
重大な個人情報の漏洩をされそう、
と おそろしくなったので、
「家庭での個人情報に関する意識の甘さから 
子供もそんな行動するんじゃないか」
と 先生に伝えた。

親についてはともかく、
子どもの行動については
先生が事実関係の聞き取りと指導をしてくれた。

先生の報告によれば、
子は反省して泣いてたらしいが、
そこでも保身のために ひとつ嘘をついた。
『娘ちゃんには、
前に年賀状もらったことがあったから
住所を知っていた』と。

先生には
「あ、それ、嘘ですよ。
そうかな?と思って娘が確認したら
『学校で調べた』とはっきり言ったそうなので。

まあ、親の感覚も全然違うし、
人なんてそんな簡単に変わらない、とも思うんで、
また同様のことはあると覚悟して
娘に 気をつけさせます。

今回のことに関しては泣くほど反省しているなら
もう それでいいです。」
と 話して 終わった。

子どもらはさっぱりしたもので、
Cさんの子は 相変わらず娘を好いてくれている。

しかしこの一件で
リーダーCさんを怒らせた可能性はある。
それで、グループ全体に嫌われたのかもしれない。
まあ、それは 別に構わない。
こちらも、嫌いだから。
距離をとってくれたほうが ありがたい。

しかし、
Bさんに関しては
もし、そんなしょうもないグループ間の結託で
急に冷たくなったのだとしたら
「長い付き合いなのにね。
 残念な人やったんやなあ。知らんかったわ。」
と、すこし悲しい。

これが 全くの被害妄想であることが
いちばんありがたいのたが、
その件は さしひいても、
『お互いよく知っている三人』
なのにもかかわらず
『二人の世界』を築こうとする、あの感じが、
さすが幼稚園OBグループ!!定員オーバー!
という匂いぷんぷんで 吐き気がしたので、

とりあえず、今の私には無理。 

すこし距離置いてみようと思う。

参観後、うっかり残ってしまったのは
本当に失敗だったが、

周りから 余計なしがらみが減ったのは
怪我の功名。

シンプルになればなるほど、
きっと、楽になる。








by nemu-nemu-tororin | 2017-04-24 01:27 | 適応障害な 日常